くらし情報『特別展「ある図案家の仕事」港区立郷土歴史館で - 図案家・中山冝一の足跡と宮中の染織デザインを紹介』

2023年10月1日 15:05

特別展「ある図案家の仕事」港区立郷土歴史館で - 図案家・中山冝一の足跡と宮中の染織デザインを紹介

特別展「ある図案家の仕事」港区立郷土歴史館で - 図案家・中山冝一の足跡と宮中の染織デザインを紹介

特別展「ある図案家の仕事 ─宮中の染織デザイン─」が、東京の港区立郷土歴史館にて、2023年10月14日(土)から12月10日(日)まで開催される。

図案帖『國華』を中心に宮中の染織デザインを紹介
大正時代末期から昭和時代初期にかけて、主に宮中の染織品の図案を手がけた中山冝一(なかやま ぎいち)。明治17年(1884年)富山・高岡に生まれた中山は、上京後に図案家として活動し、髙島屋からの委嘱を受けて、宮中の室内装飾、皇后の着物やドレスなどの図案制作に携わった。

これらの仕事にまつわる図案や下図、写生画は、中山が晩年に自ら作成した図案帖『國華』に収められている。同書からは、当時の宮中の染織品にかかわるデザインがどのように生まれたのかを窺い知ることができる。

特別展「ある図案家の仕事 ─宮中の染織デザイン─」では、図案帖『國華』を中心に、中山冝一というひとりの人物が図案教育を受け、図案家として仕事をしてゆく過程を、同時代の動向をふまえつつ紹介。『國華』を、綴じを外して1ページずつ展示するとともに、宮中ゆかりの品々などを公開する。

展覧会概要
特別展「ある図案家の仕事 ─宮中の染織デザイン─」

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