2024年2月9日 21:05
ヨシオクボ 2024-25年秋冬メンズ・ウィメンズコレクション - 「眩惑」意表を突く服作り
ヨシオクボ(yoshiokubo)の2024-25年秋冬メンズ・ウィメンズコレクションが発表された。
展示会の最中にショーが始まる!?
「できるだけ近くで服のリアルを見てほしい」そんな想いから、“展示会の最中にショーが始まる”という前代未聞のプレゼンテーション形式で発表を行った今季のヨシオクボ。都内のビルの一室を貸し切った会場に到着すると、そこには2024-25年秋冬コレクションのピースがずらり。展示された服を実際に手に取ったり、試着したりして、ヨシオクボの服作りを生で体感することができた。
アウターありとなし、2パターンのルック提案
展示された服を一通り見終わった頃、会場で音楽が鳴り始め、プレゼンテーションがスタート。これまたユニークなのが、“ショーの中でルックが完成する”という演出だ。
タンクトップや半袖のTシャツなど軽やかなトップスで登場したモデルたちは、ランウェイを1周した後、オーロラ色に輝くガラスボックスの中へ。そこでデザイナー・久保嘉男自身がアウターをコーディネートし、“完成形のルック”を纏ったモデルが再び1周するのだ。
“上着を羽織る”というプロセスを踏むことで、通常のショーでは考えられない、2パターンのコーディネート提案を実現しているのが面白い。