くらし情報『企画展「果てなきスペイン美術」長崎県美術館で、“スペイン美術の展開”ムリーリョやゴヤなど100点以上』

2024年4月22日 10:15

企画展「果てなきスペイン美術」長崎県美術館で、“スペイン美術の展開”ムリーリョやゴヤなど100点以上

企画展「果てなきスペイン美術」長崎県美術館で、“スペイン美術の展開”ムリーリョやゴヤなど100点以上

企画展「長崎県美術館・三重県立美術館コレクション 果てなきスペイン美術 — 拓かれる表現の地平」が、長崎県美術館にて、2024年5月22日(水)から7月7日(日)まで開催される。その後、三重県立美術館に巡回する。

スペイン美術の特徴と魅力
長崎県美術館と三重県立美術館は、日本では数少ない、スペイン美術をコレクションの軸のひとつとしている美術館だ。企画展「長崎県美術館・三重県立美術館コレクション 果てなきスペイン美術 — 拓かれる表現の地平」では、両館のコレクションから100点以上の作品を選りすぐり、スペイン美術の特徴と魅力を紹介する。

長崎県美術館と三重県立美術館のスペイン美術コレクション
長崎県美術館と三重県立美術館のスペイン美術コレクションは、互いに特色が異なっている。長崎県美術館が、中世から現代までのスペイン美術作品を多数収蔵しているのに対して、三重県立美術館は、バルトロメ・エステバン・ムリーリョやフランシスコ・デ・ゴヤといった古典絵画ばかりでなく、バレンシアの現代作家による作品を加えた、独自のコレクションを形成してきた。

スペインでは、古来より豊かな芸術文化が育まれてきたものの、日本国内では、主にゴヤ、パブロ・ピカソやサルバドール・ダリといった巨匠に焦点が合わせられ、スペイン美術の展開を紹介することを主眼とした展覧会は少なかった。

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