バリー、世界最大の旗艦店が「東急プラザ銀座」に - 100足揃えた「アーカイブシューズ展」も
「BLOOM: 1900-1920」
20世紀を迎える頃、女性たちが好んだのは、華やかな社交場への参加。パステルカラーの洋服に身を包み、レースやリボンをふんだんに飾る。アールヌーボー様式に通じる、美しい曲線をコルセットでつくり、豊満な胸元と細いウエストを際立たせて、花のように身を飾った。
バリーは大胆な配色の装いにあわせ、鮮やかなシューズを提案。シルク地にメタリックカラーの糸でデザインを施し、華やかなデザインをつくりだした。
「FREEDOM: 1920-1930」
狂騒の20年代と呼ばれたこの時代のアイコンとなったのは、濃いメイク、ボブカット、コルセットを着用せずストレートラインのチュニックドレスで着飾った女の子たち。挑発的な態度が時代を席巻し、女性たちは自由と開放を謳歌する。
大胆な足の露出に伴い、シューズの役割も新たなものに。
目もくらむような素材とカラフルな刺繍、躍動感なパターンを採り入れ、独創的なシューズが次々とバリーから生まれる。
「DECADENCE: 1930-1940」
30年代、再びグラマラスなスタイルが回帰。ウエストを際立たせる広い肩幅、バイアスカットのドレスが主流となる。