くらし情報『「日本画の教科書 京都編 - 栖鳳、松園から竹喬、平八郎へ - 」展が山種美術館で開催』

「日本画の教科書 京都編 - 栖鳳、松園から竹喬、平八郎へ - 」展が山種美術館で開催

だ。つい触れてみたくなるほど見事に表現された毛並みを前面に押し出した柔らかい印象の作品だ。上目遣いで舌を出すその表情からは、愛らしく気ままな猫の気質がよく伝わってくる。

さらに、重要文化財でもある村上華岳の《裸婦図》も展示。まるで仏教画を思わせるような女性の顔立ちや蓮のモチーフが、「裸婦」という西洋の油絵の伝統を意識した題材、かつ、近代的な描き方で表現されている。西洋と日本の古典が折衷した、この時代を代表するような作品だ。

その他にも上村松園や、山元春挙、福田平八郎、小野竹喬といった近代を代表する画家たちを一堂に紹介する。どれも切手や教科書などで一度は目にしたことのある有名なものばかりなので、日本画の知識がなくても気軽に楽しむことができる展覧会だ。


【詳細】
「日本画の教科書京都編 - 栖鳳、松園から竹喬、平八郎へ - 」
会期:2016年12月10日(土)~2017年2月5日(日)
会場:山種美術館
住所:東京都渋谷区広尾3-12-36
開館時間:10:00〜17:00 (入館は16:30まで)
休館日:月曜日 (ただし1月9日(月)は開館、1月10日(火)は休館。12月29日(木)

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