くらし情報『映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』永井豪原作のアニメがモチーフ、異色のダークヒーロー映画』

2016年12月30日 16:00

映画『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』永井豪原作のアニメがモチーフ、異色のダークヒーロー映画

監督は、幼い頃から日本製アニメの大ファンで、本作が長編デビューとなるガブリエーレ・マイネッティ。主人公エンツォには、イタリア映画界きってのスター、クラウディオ・サンタマリア。役作りのために体重を20キロ増量して、イタリア映画には珍しい異色のダークヒーロー映画に臨んだ。

そして、映画『ダークナイト』のヒース・レジャーを彷彿とさせる闇の組織のリーダー・ジンガロ役には、主演作が相次ぐ人気俳優ルカ・マリネッリ。二人が激突するサッカースタジアムでのクライマックスは本作最大の見どころ。

アニメの原作者である漫画家・永井豪も、「犯罪と汚濁まみれのローマの下町で、アニメヒーロー『鋼鉄ジーグ』に憧れる女性の為、正義の戦いに立ち上がる“男の純情”が美しい!!『ガンバレ、君は鋼鉄ジーグだ!!』」と、自身の作品にオマージュを捧げた本作に太鼓判を押している。

ストーリー
舞台は、テロの脅威に晒される荒廃したローマ郊外。孤独なチンピラ、エンツォは、ふとしたきっかけで超人的なパワーを得てしまった。
始めは私利私欲のためにその力を使っていたエンツォだったが、世話になっていた“オヤジ”を闇取引の最中に殺され、遺された娘アレッシアの面倒を見る羽目になったことから、彼女を守るため正義に目覚めていくことになる。

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