「和のあかり×百段階段展」”夏のイルミネーション”、日本の祭りが目黒雅叙園に光を灯す
で実際に出陣したものが展示されており、古典「相馬太郎良門 妖術を修る」の一場面を表現したデザインとなっている。脇にいるカエルは、今回のために作られた作品。色彩豊かな「ねぶた」と絢爛豪華な部屋のコラボレーションは息を呑む美しさだ。
進んだ先の「草丘の間」には、切り絵の動物たちが生息する森が出現。床に人工芝が敷かれ、その上に熊や猿、鹿、うさぎ、イノシシなど、大小様々な切り絵が無数に並べられている。他の展示に比べ少し洋風のため、和洋折衷な雰囲気が楽しめるのも良い点だ。動物たちが描かれたフォトフレームが用意されているので、記念撮影をしてみては。
ステンドグラス、風鈴など工芸品は過去最大規模
日本の職人技が光る伝統工芸品は、過去最大規模の広さに。
浮世絵や鶴、花々をモチーフにした美しいステンドグラスの数々、プロジェクションマッピングを施したユニークな陶器、さらに透明アクリルのランタンで“夜の森”を表現した空間など、夢心地な世界が各部屋に広がる。
一番上の部屋「頂上の間」はクッションが用意されておりリラックスできる空間なので、休憩するのにぴったりだ。まるで水面のような青いタイルが敷かれており、頭上からは涼しげな音色を奏でる風鈴が無数に浮かぶ。