くらし情報『オフ-ホワイト 2018年春夏コレクション - 女らしくありたいのに自然に出てしまう男性性』

2017年10月2日 05:00

オフ-ホワイト 2018年春夏コレクション - 女らしくありたいのに自然に出てしまう男性性

オフ-ホワイト  2018年春夏コレクション - 女らしくありたいのに自然に出てしまう男性性

オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE ℅ VIRGIL ABLOH)の2018年春夏ウィメンズコレクションが、パリ・ファッション・ウィーク3日目の2017年9月28日(木)に発表された。

テーマは「natural woman」。このテーマが自然体の女性を映し出したものかは定かではない。しかしながら、どちらの解釈にせよ会場に集まるジャーナリスト、エディター、バイヤー、スタイリスト、フォトグラファー…といった働く女性は共感するシーンが多かったはずだ。

ヒールを脱ぎ捨て手に持ちスニーカーで歩く姿、パーティーだからと気張って豪華なドレスを纏う姿。ヒールまで覆ったパンプスやブーツなどのシューズは、「雨に濡れたくない」「新品だから大切に履きたい」なんてつい思ってしまう本音のようにも見えるし、とにかく女性心理をうまく突っついたコレクションであった。

その印として「ラグジュアリーなストリートウェア」をコンセプトに抱えているブランドとは思えないほど、女性らしい仕上がりであったが、ショー終了後は拍手とブラボーの声が止まなかった。

コレクションピースは、先のリゾートコレクションでも存分に感じていたが、直接的なストリートの定義は排除されている。

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