くらし情報『ドレスドアンドレスド 2018年春夏コレクション - 着る/着ないの対比が描く無垢な“花盛り”』

2017年10月19日 13:20

ドレスドアンドレスド 2018年春夏コレクション - 着る/着ないの対比が描く無垢な“花盛り”

ドレスドアンドレスド 2018年春夏コレクション - 着る/着ないの対比が描く無垢な“花盛り”

ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)の2018年春夏コレクションが、2017年10月16日(月)、東京・渋谷ヒカリエで発表された。

今季のテーマは「IN BLOOM」。人生の花盛りである“思春期”を主軸に据えて、ブランドのアイデンティティである「着ること/着ないこと」や、男性と女性、大人と子供の対比を表現している。

ファーストルックを飾るのは、2人の女性モデル。スリットが大きく入った白と黒のロングドレスは、柔らかく透け感のある素材が歩く度揺れ動く。身体に馴染むドレスは、通常であれば服の下に着るような下着のように見え、「着ているはずなのに、服を着ていない」という相反した感覚を見る者に暗示させる。

同じ形の服を纏った男性モデル、女性モデルが同時にランウェイに登場。2人とも、片方の足は黒い布にすっぽりと覆われ、もう片方の足は、ほぼ全体が露わになったアシンメトリーのパンツに、ヌーディーなトップスを組み合わせている。
全く同じ形だからこそ、性差がはっきりと眼前に現れる。コントラストをあえて描くことで、ジェンダーレスな服を作るドレスドアンドレスドのコンセプトを、これまでになく挑戦的で大胆な形で表している。

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