くらし情報『ジン カトウ 2018春夏コレクション - バロック風の装飾的なドレスにグラムロックの世界観を融合』

2017年10月24日 12:40

ジン カトウ 2018春夏コレクション - バロック風の装飾的なドレスにグラムロックの世界観を融合

ジン カトウ 2018春夏コレクション - バロック風の装飾的なドレスにグラムロックの世界観を融合

ジン カトウ(ZIN KATO)の2018年春夏コレクションが、2017年10月21日(土)に東京・渋谷 ヒカリエで発表された。

テーマは、「グラム・バロック」。これはグラムロックとバロックを掛け合わせた造語だ。グラムロックは、60〜70年代のめまぐるしくエネルギーに溢れていた時代に生まれたムーブメント。デヴィッド・ボウイが代表するような華やかな衣装とメイクは、音楽やファッションに影響を与えた。そして、”歪んだ真珠”を意味するバロックとは、安心感のある美よりはむしろ、過剰なアンバランスさの中に潜む美を指す。今シーズンは、刺激的なまでに異彩な美しさを放つグラムロックの世界観に、バロック的な不安定さを組み合わせた。

ショーの始まりとともに会場は、オペラ歌手によるバロック音楽の重厚で神聖なムードに包み込まれた。
まるで社交会の貴婦人たちのように、煌びやかなルックに身を包んだモデルたちが登場。ジン カトウらしい繊細でロマンティックな素材やディテールで、バロックファッションを表現した。

「足し算の服作りをした。」とデザイナー・加藤徹が語ると通り、過剰なほどのアクセサリーや、細かなレース、フリルがルックを優雅に飾り付ける。

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