くらし情報『ロエベ、現代の職人を称える巡回展を六本木で - ジョナサン・アンダーソンらが選んだ工芸作品』

2017年11月30日 14:55

ロエベ、現代の職人を称える巡回展を六本木で - ジョナサン・アンダーソンらが選んだ工芸作品

慎重に彫られたフィリグリー(金銀線細工)の平行溝は、職人の技が光る。一方、木そのものの形、亀裂、割れ目からデザインのヒントを得たオーガニックな仕上げが施されている。自然の不完全さ、倒れた木のストーリーが垣間見える作品。

ガラス職人が実験を重ねた深みのあるブルーボウル
特別賞を受賞したのは神代良明の作品。東京理科大学建築学科卒業後、東京ガラス工芸研究所でガラス職人として技に磨きをかけた。

深みのあるブルーのボウルは、ガラスの繊細さによって作り出された陶器の強さを感じさせる。このフォルムを実現するため、素材を研究し、挑戦的に混ぜ合わせた。溶けたガラスが加熱した鉱物から発生するガスのと相互作用生み出し、はかない光沢と枯れた質感を作り出している。
彼のガラス工芸からは、日本の文化とひたむきな実験的アプローチが感じ取れる。

【詳細】
ロエベ「インターナショナル クラフト プライズ」
会期:2017年11月17日(金)~30日(木) ※会期中無休
時間:10:00~19:00
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
住所:東京都港区赤坂 9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
入場料:無料

【問い合わせ先】
ロエベジャパン カスタマーサービス
TEL:03-6215-6116

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.