2018年3月3日 16:55
サンローラン 2018-19年秋冬コレクション - パリの冬空に放たれた漆黒のコード
サンローラン(Saint Laurent)の2018-19年秋冬コレクションが、パリ・ファッション・ウィーク2日目の2018年2月27日(火)に発表された。昨シーズン同様会場は、エッフェル塔を目の前にしたトロカデロ庭園に設置。ボックス型の会場には小さなライトが無数に取り付けられ、またランウェイ上の天井にも隙間なくライトが散りばめられている。
ショーのスタートと共に天井一面に取り付けられたライトが発光。サウンドに合わせて波のように点灯したり消灯したりを繰り返す。そこに浮かび上がるように登場したのは、サンローランのコード、ブラックで統一されたルック。トップスはどれもスリムなシルエットで、アイコンのスモーキングジャケットをはじめ、ベルベット地やスパンコール、ビジューなど光沢ある素材や装飾で彩られたジャケットなどがラインナップ。ボトムスは、アンソニー ヴァカレロが得意とするセンシュアリティを打ち出しているのか、極短のショートパンツで統一だ。
続くドレスルックは、ショルダーを強調し胸元を大きく開けたドレス。逆三角形の尖ったシルエットでやはりジャケットスタイル同様に黒で統一されている。
ウィメンズのモデルが続くと、次に現れるのはメンズモデル群。