クロエ 2018-19年秋冬コレクション - 伝統は未来へ向けどのように受け継がれるべきなのか
クロエ(Chloé)の2018-19年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2018年3月1日(木)に発表された。
ナターシャ・ラムゼイ・レヴィの2シーズン目となる今季は、クロエのアーカイブやメゾンのコードを巧みに取り入れることにチャレンジしている。
ショーの幕開けとともに登場したのは、カール・ラガーフェルドがデザイナーとして活躍した70年代からヒントを得たシルクプリント。ジグザグとしたラインが、柔らかなシフォンの上を幾何学的に走り回る。パレットはカーキやベージュ、ブラウンなどアースカラーでまとめて。これは、創業者のギャビーアギヨンがエジプト出身であることから生まれたブランドを象徴するパレットである。
そして、クロエウーマンのワードローブといえば、シフォンブラウスとシャツドレス。それらは、パレットや素材に伝統的なムードを反映しつつも、アンバランスなシルエットに解体してモダンさを纏わせた。
シャツドレスは胸元を大きくVの字に開けて、腰や胸の位置で穴をあけるようにカッティング。バックスタイルをウエスト位置でバッサリと切り取り、プリーツスカートを組み合わせた繊細なシルエットもある。
大きく空いた胸元からのぞくのは、胸下でカットアウトされたクロップドトップスだ。柔らかなシフォンブラウスや、ブラトップの形にしたレースをアタッチしたニット、フリルをあしらった立ち襟のブラウスなどと、バリエーション豊富なコンパクトトップスとレイヤードされる。
アウターには、フィービー・フィロ時代を想起させるオーバーサイズのアウターをセレクトして。フード付きのミリタリーコートには、昨シーズンも登場した馬のモチーフが所狭しと並んでいる。乗馬を1つのキーワードとして受け継いできたクロエならではの発想で、アイコンボトムスはカーゴポケット付きのジョパーズパンツに決定。膝を囲むようにして、クロエのCを意味するステッチが配されている。
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