2018年7月27日 15:05
"エルメスの工房"で若手作家が滞在制作したアート展、銀座メゾンエルメス フォーラムで
エルメス(HERMÈS)は、銀座メゾンエルメス フォーラムで、「『眠らない手』エルメスのアーティスト・レジデンシー展」を開催する。会期は第1弾が2018年9月13日(木)から11月4日(日)まで、第2弾が11月15日(木)から2019年1月13日(日)まで。
「『眠らない手』エルメスのアーティスト・レジデンシー展」は、エルメス財団が主催するプログラム「アーティスト・レジデンシー」に、2014年から2017年の間に参加したアーティスト9名の作品、および制作プロセスを紹介するもの。
2010年より始まった「アーティスト・レジデンシー」は、意欲ある現代アーティストに、フランスに主な拠点を置くエルメスの工房での滞在制作の機会を与えるプログラムだ。アーティストは職人が有する高い技術に触れつつ、シルク、皮革、銀、クリスタルといった貴重な素材を用いて作品を制作することができる。
展覧会は「眠らない手」と題し、完成したアート作品だけでなく、制作中の職人やアーティストの"動き"や"しぐさ"に注目。熟練の技と意思が秘められた職人たちの手、大胆で自由なアーティストたちの手、この2つが交わることによって素材が変容し、斬新な作品が生み出されていく様子に迫る。