マルニ 2019年春夏コレクション - 温もりの中に刺激を孕ませて
マルニ(MARNI)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、イタリア・ミラノで2018年9月23日(日)に発表された。
フェミニニティにフォーカス
強くフェミニニティを提示しているように見える、今シーズン。モデルには、様々なスタイルの女性たちが起用され、彼女たちは曲線的なボディラインを強調させる装いを纏っている。
ドレスはウエストラインをきゅっと絞り、ヒップラインから丸く膨らませた。胸の辺りにはのせた円形のパッチで、バストの丸みも表現されている。スカートはタイトなシェイプが中心で、スリットからほんのり見える肌がセンシュアルだ。なめらかなシルク、ソフトなコットンなどを使用し、テクスチャーでも女性のやわらかさを描き出した。
コラージュ&デコで個性をプラス
また、クラフト感を感じさせる装飾類も今季のキーワードの一つ。
女性の身体や石造、ニュースペーパーなど、共通項のないモチーフがコラージュされるかのように、テキスタイルの上にランダムにプリントされている。
スカートやドレスの裾には、洋服のデコレーションとは思えぬほど大きなビーズやビジューが散りばめられた。切りっぱなしのローエッジな裾と交わると、より“人の手で仕上げた”暖かみが増す。