くらし情報『フミク 2019年春夏コレクション - 夢と現実の狭間の“明晰夢”で広がる景色』

2018年10月20日 12:40

フミク 2019年春夏コレクション - 夢と現実の狭間の“明晰夢”で広がる景色

フミク 2019年春夏コレクション - 夢と現実の狭間の“明晰夢”で広がる景色

フミク(Fumiku)は、2018年10月17日(水)に、2019年春夏コレクションを渋谷ヒカリエで発表した。

コレクションテーマは“明晰夢”
フミクは、“リアルとファンタジーの間の世界を表現し、新しい人物像を提案する”をコンセプトに掲げるウィメンズブランド。デザイナーの林史佳は、記念すべき東京コレクションの初参戦に、このブランドコンセプトを意識した“明晰夢”をテーマとして掲げた。

そもそも明晰夢とは、夢の中にいながらも“あ、これは夢だな”とはっきりと自覚した状態を指す。それでも夢の中で広がる風景は、現実とは少しかけ離れていて、どこか朧げなフィクション性を帯びているのだ。

異素材を重ねたレイヤードスタイル
会場に鳴り響くのは、シトシトと降り続ける雨音。そこに落雷のようなするどい音がしたかと思うと、雨足はぴたりと止み、ピアノの音色と共にショーが開幕した。

ファーストルックから散見されたのは、デニムやポリエステルなど異素材を重ねたレイヤードスタイル。
幾層にもレイヤードされたスカートは、プリーツや、アシンメトリーなデザインが加わることで、空気を含むたびにふわりと宙を舞い、観る者に余韻を残していく。

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