2019年1月19日 05:25
フミト ガンリュウ 2019-20年秋冬ウィメンズ&メンズコレクション - 身体と服の間、服と服の間
ウール地のショールジャケットは、ピンを留める位置によって表情を変える偶然的な造形。都度変わる襟元の開き具合や布地の流れは、身体を無視しているようで、逆説的に身体の存在を浮き彫りにする。
服と服の繋ぎ目を曖昧に
変わった形のストールかと思えば、服が無造作に首に巻き付けられたもので、顔をホールドするフードかと思えば、何かの袖をぐるりと被ったもの。ニットカーディガンのポケットから伸びるストールや、ブラウスの前後に平面的なジャケットを取り付けたような遊び心のあるデザインは、服と服の繋ぎ目を不明瞭にする。
和服のようなシルエット
キルティングのケープには袖を通す穴が施されており、下に重ねた同素材のジャケットの袖が見える。Aラインシルエットのケープは裾に向けて広がり、まるで羽織りのよう。一見ロングスカートのようにも見える縦長のシルエットのワイドパンツに組み合わせると、より一層日本的なシルエットを描き出す。
スイコックとのコラボシューズ
また、シューズはスイコック(SUICOKE)とのコラボレーション。
ランニングシューズとデザートブーツをハイブリッドさせたようなデザインに仕立てられている。アクティブなソールが特徴的だ。
上質素材や個性的なデザインでこなれ感を! “スポーツMIXスタイル”コーデ