2019年3月6日 18:15
ランバン 2019-20年秋冬コレクション - 新デザイナーのデビューは「神秘的な巡礼者」がテーマ
ランバン(LANVIN)の2019-20年秋冬コレクションが、フランス・パリで発表された。新クリエイティブ・ディレクターのブルーノ・シアレッリによる初めてのコレクションである。
時代を越えて旅する「神秘的な巡礼者」がテーマ
テーマは神秘的な巡礼者を意味する「MYSTIC PILGRIMS」。様々な場所を訪ね歩き、巡りあったものを寄せ集めるように、コレクションピースの中には、時代・国境を超えたエッセンスを詰め込んだ。
ジャンヌ・ランバンを巡る旅
まずはメゾンランバンへの敬意を込めて、ジャンヌ・ランバンを巡る旅をスタート。1924年に生まれたメゾンロゴ「La femme et l’enfant」は、パジャマパンツのようにラフなパンツやロングスカートにプリントした。また、ランバンのシグネチャーカラーである“クワトロチェント”ブルーをピックアップ。アボカドグリーン、バナナイエロー、トマトレッドなど食べ物にまつわるポップな色彩と交えて、プレイフルにまとめた。
また、ジャンヌ・ランバンの娘マルグリットからヒントを得て生まれたのは、マーガレットのパターン。花束を作るように小さな花たちを寄せ集めた可憐なモチーフは、ブラウスやスカートの上にのせた。