2019年3月8日 23:10
セリーヌ2019年秋冬ウィメンズコレクション - アーカイブから生まれた新生セリーヌウィメン
を復活させたのは、エディが初めてだという。
いまの女性が着やすいデイウェア
セリーヌの歴史をヒントに作られたのは、ブランドに伝わるアイデンティティを保持しながらも、現代の女性たちが着やすいウェアラブルなピースだ。シャツやデニム、メンズライクなジャケットなど、デイリーに取り入れやすいデザインが揃っている。
スタイルは大きく分けて3種類。いずれも、過去のセリーヌの広告ビジュアルなどのスタイルを参考に生まれたものだ。
70年代後半のパリジェンヌたちが好んだ、テーラードのジャケットとプリーツスカートのコンビ。フェミニンさを加えたシックなルックは、当時の趣は持ちながらも、ティアドロップのアイウェアを合わせるなど、ウィットに富んだアイデアで咀嚼され、モダンなデザインに進化している。
「カレッジガール・スタイル」と称されたスクールガールイメージのルックは、より日常的に着こなしやすいデニムパンツ、スタジャン、レザーのジャケットなど。
どれも膝上のニーハイブーツを合わせて、クールに着こなすのが新生セリーヌ流だ。フィナーレにかけて登場したのは、イブニング、カクテルドレスなどのピース。デビューコレクションでも見られた、アトリエの職人たちの繊細な技術が生かされたドラマティックなドレスが揃う。中には、 1,200時間9人の職人によって作られたクチュールピースも登場している。
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