2019年3月22日 17:20
コトハヨコザワ 2019-20年秋冬コレクション、“秋冬”らしさを感じさせない軽やかな洋服
タイのグラフィックで彩るワードローブ
またタイで見つけたグラフィックを入れた、Tシャツやスカート、パーカー、ワンピースなども登場。もともと何の絵柄だったのか?タイ語でどんなメッセージを綴っているのか?観客たちの中でその本当の意味を見いだせた者は恐らくいないだろう。しかし、レッドやブルー、グリーンなど、複数のポップな色合いで描かれたグラフィックは、コレクションの楽し気な雰囲気とマッチしていることは確かなのだ。
コレクションを彩るプリーツ
またランウェイで散見されたのは、細かいプリーツを施したワードローブ。一枚でさらりとワンピースを着るモデルもいれば、上から同じくプリーツを施したベストのようなものを纏っているモデルもいる。レイヤードすればするほど、異なる表情が顔を出し、プリーツ素材の面白みが引き出されていく。
日常の“モノ”を取り入れた洋服づくり再び
コレクション全体を通して感じられたのは、洋服作りの楽しさ。前シーズン、日常の愛用品を使用したコレクションを発表した横澤だが、彼女の“これも洋服にしたら面白いかもしれない!”というポジティブな姿勢は、今季も健在だった。
アトリエで余ってしまった布を使用した豊富なリメイクジーンズは、全て一点物。また女性のブラジャーに見立てた、セクシーなバッグなども登場した。
テバ24年春夏サンダル、新色 “アースカラー”を纏った「ハリケーン」シリーズなど定番厚底モデル