トクコ・プルミエヴォル 2019-20年秋冬コレクション - 四季を喜ぶ、おとぎの国の民族
トクコ・プルミエヴォル(TOKUKO 1er Vol)の2019年秋冬コレクションが、2019年3月22日(金)に渋谷ヒカリエにて発表された。
東欧民族たちのハッピーな衣装を着想に
まるでおとぎの国に迷い込んだかのような今シーズンは、デザイナーの前田徳子が、エストニア、リトヴィア、リトアニアのバルト3国を他の知る中で出会った、自然の移ろいにあわせて装いを楽しむ、民族たちのハッピーなワードローブから着想を得た。
ブラウスに長いスカート、そしてエプロンを身に着ける東欧の民族衣装。まるで色鉛筆をひっくり返した時みたいに色に溢れたテキスタイルは、心躍るようにハッピーな雰囲気だ。特に、カラフルなストライプはその代表的なファブリックのひとつで、ショー序盤には、鮮やかな小花柄とともに登場した。手には春の野に咲くたくさんの花をもって、春の訪れを喜び合う。
夏の訪れを喜ぶのは黒のレース。柔らかな風に舞うシースルーのロングスカートと、ランダムヘムのトップスの組み合わせ。
黒で統一されたルックには、繊細な草花のレースやパッチワークなど、民族衣装を象徴するディテールも垣間見える。足元のバレエシューズには、たくさんの花を咲かせて。