映画『パドマーワト 女神の誕生』インド映画史上最大級の製作費でつくる“絢爛豪華な映像美”
500年にわたり語り継がれる有名な伝記の映画化に、制作段階から注目を集め、劇中でのヒンドゥー教や、インド古来の民族であるラージプート族の描写に憶測が飛び交い、一部の過激な宗教団体による上映中止運動などが勃発したほど。
インド映画史上最大級の製作費で作られる「絢爛豪華な映像美」
また、その製作費用も大きな注目の的に。インド映画史上最大級の製作費が投じられ、公開時点でインド映画史上最高となる約30億ドルを使用した。
主人公パドマーワティの衣装は、約320万円に相当する、一着およそ200万ルピーが費やさた。中には、重さ30キロになったものもあるという。パドマーワティを演じたディーピカ―・パードゥコーンは1日12時間もの間、その衣裳を着続け撮影に臨んだ。
また、インド映画史上最大級の製作費を使って生み出されたのは、絢爛豪華な映像美。
インド映画特有の華麗なダンスシーンはもちろん、当時の建築を再現した壮麗なセット、圧倒的な数の群衆シーン、スケール感溢れる戦闘シーンなど、全編を通して大迫力の映像が映し出される。
インドトップ俳優が集結
主人公は、映画『トリプルX:再起動』でハリウッド進出も果たした、インド映画界で最も出演料が高額といわれるトップ女優、ディーピカー・パードゥコーンが担当。