くらし情報『展覧会特別企画「奈良大和四寺のみほとけ」東京国立博物館で、日本の仏教文化を伝える4つの古寺の仏像』

2019年6月9日 11:45

展覧会特別企画「奈良大和四寺のみほとけ」東京国立博物館で、日本の仏教文化を伝える4つの古寺の仏像

奈良時代8世紀初頭につくられた後、消失、再興を繰り返してきた鎌倉時代の長谷寺式十一面觀音菩薩像の優品である。

室生寺
急峻な山の斜面にたたずむ室生寺。上流部分の渓谷には多くの洞窟が点在し、その中には龍神が棲むと信じられていた。龍神信仰をもとに開かれた寺には、多くの層が訪れ、独自の仏教文化が育まれていく。寺に伝えられる国宝「十一面観音菩薩立像」や「釈迦如来坐像」からは、室生寺の深く豊かな歴史を感じることができる。

安倍文殊院
645年、左大臣安倍倉梯麻呂が安倍氏の氏寺として建てた安倍文殊院。現在の本尊である文殊菩薩騎獅像は、日本三大文殊の一つ。像内から発見された国宝「文殊菩薩像像内納入品 仏頂尊勝陀羅尼・文殊真言等」には、平安時代末鎌倉時代前期の僧、明遍が、1220年に書写したことが巻末に記されている。


【詳細】
特別企画「奈良大和四寺のみほとけ」
期間:2019年6月18日(火)~9月23日(月・祝)
会場:東京国立博物館 本館1階11室(彫刻展示室)
住所:東京都台東区上野公園13-9
開館時間:9:30~17:00
※金・土は21:00まで
※9月20日(金)、21日(土)は22:00まで(入館は閉館の30分前まで)

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