2019年10月21日 16:35
ミキオサカベ 2020春夏コレクション - “スニーカー”を主役にしたコーディネート
コレクション全体は、ホワイトカラーを中心に、シアーなテクニカル素材で仕上げた、ドレスやアウター、パンツなどが登場する。服の色味を押さえた分、そこに“かわいい”要素として取り入れられたのは小花模様。ブルーやオレンジ、イエローといった、あくまで淡い色彩の花々が、パンツやビスチェの上で可憐に咲き誇っている。
ディテールで作るユニークなフォルム
洋服1つ1つのシルエットは、無駄のないすっきりとしたラインが多い。一見ボリューミーに見えるジップ付きブルゾンも、よく目を凝らしてみると、その独特なフォルムのほとんどが“ジップ付きポケット”であることに気付かされる。前身頃、スリーブなど至るところにあしらわれたそのポケットは、ジップを開いてみたり、あえて袖をまくって潰すことで、より自由な姿へと変形していく。
こだわりのディテール
無駄な装飾を押さえたシンプルなワードローブも、ディテールに一捻り。白のドレスは、まるでランジェリーを纏って見えるかのようなカッティングを施しているのが面白い。
またシャツ地でふんわりと仕上げたプルオーバーは、蛍光色のピンクやグリーンのドローコードをアクセントにあしらって、スポーティーなテイストをプラスしていた。
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