2019年10月21日 17:00
ジェニー ファックス 2020年春夏コレクション、どんな時でも“女の子”を楽しみたいの
ブルー地にたっぷりの薔薇を散りばめた、ロマンティックなムードの一着も登場した。
ディテールを強調
“日常の洋服”を基にしたワードローブは、ガーリーなディテールを強調して。赤いミニスカートに合わせたブラウスは、バスト下から大胆にラッフルをプラス。大きな丸襟をあしらったダンガリーブラウスや、胸元にフリルをたっぷりとあしらった小花模様のカットソーなども登場する。
PVCをドレッシーに着こなす
レースやチュールなど、ガーリーな要素を掛け合わせたレイヤードスタイルも散見された。ショーの中盤に差し掛かると、そこに加わるのはモデルの肌を透かせるPVC素材。ケープのように立体的なフォルムを描くPVCは、レースのリボンを裾にあしらうことで、ドレッシーなムードに。下に差し込んだドレスの小花模様も相まって、可憐なムードに仕上げている。
デコラティブな“ギブス”
洋服とコーディネートされたキッチュなアクセサリーにも注目したい。モデルたちが、腕や首にこぞってはめた“ギブス”は、バラやテディベア、リボン、“キラキラ”パーツをあしらってデコラティブにアレンジ。それはまるで、怪我をしたときだって“女の子”であることを楽しんでいるかのようだ。