京橋・アーティゾン美術館「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」展、映像・音楽・言葉の重なりで問う“共存”
そのように津波石は、文化と自然が混ざり合う「広場」のようなものなのだ。
会場では、下道の作品《津波石》を中心に、作曲家の安野太郎、人類学者の石倉敏明、そして建築家の能作文徳とコラボレートしたインスタレーションを展開する。彼らは津波石が「広場」であるというアイディアを膨らませることで、穏やかな映像とともに音楽が響きわたり、言葉が重なる空間を構築。共存をめぐる考察と、多彩な身体経験が織り込まれることとなる。
展覧会概要
第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館展示帰国展「Cosmo-Eggs|宇宙の卵」
会期:2020年6月23日(火)~10月25日(日)
※アーティゾン美術館は臨時休館していたが、2020年6月23日(火)から再開。
会場:アーティゾン美術館
住所:東京都中央区京橋1-7-2
時間:10:00〜18:00 ※入館は閉館の30分前まで
※当面の間、夜間開館は中止
休館日:月曜日(祝日にあたる8月10日、9月21日は開館)、8月11日、9月23日
入館料:日時指定予約制 一般ウェブ予約チケット 1,100円、当日チケット(窓口販売) 1,500円、学生 無料(要ウェブ予約)