2020年3月15日 18:30
バレンシアガ 20年ウィンターコレクション - 漆黒の世界で、ドレスコードの意味を見つめなおす
テキスタイル×シルエットで生み出す新たな表情
テキスタイルとシルエットの“型破り”な組み合わせも観客の目を誘った。繊細なプリーツを施した水玉模様のドレスは、その中に“鎧”でも纏っているかのような、ハードで構築的なショルダーラインを持つ。また本来スキューバスーツなどで使用されるテクニカル素材は、ワンショルダーのエレガントなイブニングドレスへと姿を変えている。
カラーパレット
パレットは、序盤にランウィを染め上げた“黒”を基調に、時折レッドやブルー、グリーン、イエローといった鮮やかな色彩を差し込んで。ラストを飾ったシルバーのドレスは、漆黒のランウェイに繊細な煌めきを投じながら、闇の中へと消えて行った。
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