2021年2月19日 20:35
エルメスが東京・表参道に新路面店をオープン - シルク製品やレザーグッズ、コスメまで幅広く
その他、ヤン・バイトリクのデザインによるカレ《シュバル・ドゥ・フェット》柄のサーフボードやスケートボードがスペシャルな製品として販売される。
日本文化も交えてエルメスの世界観を表現する外観・内観京森康平が手掛けるウィンドウ・ディスプレイに迎えられ、“竹林”を抜けて店内へ
表参道に面するファサードは、“竹林”に見立てたコッパーカラーのステンレス製の柵で石垣の峙つ外壁を、囲った趣ある佇まい。夜はその背面に仕込まれた間接照明によって、石垣を印象的に浮かび上がらせる。オープニングに際しては、京森康平がカレと連動したウィンドウ・ディスプレイをデザインした。
1階のエントランスには、パリのフォーブル・サントノーレ店同様にメゾンの象徴であるエクスリブリス(蔵書印)モチーフのモザイクタイルを敷き、店内の床面には日本の畳をイメージしたグリーンの石を施している。ジュエリー&時計コーナーをはじめ店内に敷かれている森の苔を思わせる色合いのラグは、表参道店のために特別に織られたものだ。
階段には竹工芸作家・本田聖流のアートワークを展示
階段の吹き抜けには、竹工芸作家・本田聖流のアートワークを展示する。この店舗のために特別に創られた、無限のメビウスや雲の形から着想を得た竹の彫刻は、階段を上り下りするたびにその視線の角度によって異なる表情を見せる。