ドリス ヴァン ノッテン 2021-22年秋冬ウィメンズコレクション、舞い踊る身体と共鳴する衣服
ピンクのスパンコールを散りばめたノースリーブのトップスは、裾にフリンジ状にスパンコールを連ねることで、ゆらめくような輝きを際立たせた。
立体感のあるトロンプルイユプリント
トロンプルイユプリントも目を引くディテールだ。服地に刻まれたドレープのように見えるグラフィックや、フード付きドレスの襟からのぞくオーガンザと連動したしなやかなアートワーク、写実的なバラを全面に投影したニットは、平面的に描かれているはずなのに布地の流れに乗って立体感のある表情に。また、うねるようなグローブの絵柄を総柄で落とし込んだコートも登場。陰影からすっと伸びるブルーやベージュのグローブは、意思を持ってうごめいているかのようだ。
デルヴォー24年秋冬バッグ「カプリス」“メタリックな曲線ハンドル×台形フォルム”のハンドバッグ