くらし情報『「六本木クロッシング2022展」森美術館で - 生活の大きな変化で顕在化するものに着目、22組を紹介』

2022年1月1日 10:40

「六本木クロッシング2022展」森美術館で - 生活の大きな変化で顕在化するものに着目、22組を紹介

さまざまな「隣人」と生きる
人びとの生活に生じる変化は、個々人の属性や家庭環境、社会状況などによってさまざまであり、多様な「隣人」がいることにあらためて気付かせるものである。本展では、変わりゆく世界を見つめつつ、さまざまな隣人を描くO JUNの絵画や、トランスジェンダーを主題とするキュンチョメの映像作品などを紹介。近年盛んに用いられる「ダイバーシティ」や「LGBTQ+」といった言葉の影に隠される差異にも光をあてつつ、さまざまな人びとがともに暮らす今日の社会の姿を探ってゆく。

日本のなかの多文化性
日本国外との人流が途絶えた状況においては、日本には多様な民族の人びとが共生しているという事実がいっそう顕在化することになった。本展では、アイヌの人びとを主題とする池田宏の映像インスタレーション、住み慣れた場所を離れる最後の時間を撮影した石内都の写真作品、そして海路による人びとの往来を主題に、テキスタイルを用いて物語を紡ぎだす呉夏枝や潘逸舟の作品などを通して、日本のなかの多文化性についてあらためて考察する。展覧会概要
展覧会「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」
会期:2022年12月1日(木)

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