2022年4月9日 18:45
北欧発のホラー映画『ハッチング―孵化―』抑圧された少女の狂気、“卵の孵化”が生み出す戦慄の悪夢
北欧発のイノセントホラー映画『ハッチング―孵化―』が、2022年4月15日(金)にヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテ他にて全国順次公開される。
北欧発イノセントホラー、卵の孵化から始まる“悪夢”
映画『ハッチング―孵化―』は、北欧フィンランドで暮らす幸せな4人家族の中で感情を抑圧された少女・ティンヤが奇妙な卵を見つけ孵化させることから始まるホラー作品。卵が孵化したことで、表向きの絵に描いたような家族から一転、家族のおぞましい真の姿がさらされていく。美しい北欧スタイルに装飾された明るい部屋の中に浮かび上がる、悪夢のような戦慄の恐怖に注目だ。
2022年1月のサンダンス映画祭プレミア上映にて話題を呼び、その後フランスで開催された第29回ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭ではグランプリを受賞した。
監督はハンナ・ベルイホルム、本作が長編デビュー作に
メガホンをとるのは、今回が長編デビュー作となる新鋭監督ハンナ・ベルイホルム。これまでに、多くの短編作品を世界の映画祭に出品して高い評価を受けている。
ハンナ・ベルイホルムによると、『ハッチング―孵化―』は“鎧をまとい、対面を保つこと”をテーマに“母と娘”の2人の強い女性を中心にストーリーを描いたという。