くらし情報『コレクション展「美しい本」神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で、文学と美術が響き合う湯川書房の書物を紹介』

2022年12月18日 11:50

コレクション展「美しい本」神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で、文学と美術が響き合う湯川書房の書物を紹介

コレクション展「美しい本」神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で、文学と美術が響き合う湯川書房の書物を紹介

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館では、コレクション展「美しい本─湯川書房の書物と版画」を、2023年1月21日(土)から4月16日(日)まで開催する。

湯川書房の初回顧展
湯川書房は、大阪と京都を拠点に、装幀や製本に意匠を凝らした限定本を手がけた出版社だ。1969年、湯川成一によって設立された湯川書房は、「美しい本」の創造をコンセプトに、辻邦生や塚本邦雄、加藤周一、白洲正子、谷崎潤一郎などの文学作品を、気鋭の美術家の作品と結びつけた「湯川本」を製作。2008年に活動を終えるまで、版画家の木村茂や岡田露愁、柄澤齊、坂東壮一、 染色家の望月通陽、画家の戸田勝久などとの協働のもと、洒脱な装幀を施した書物を世に送り続けた。

コレクション展「美しい本─湯川書房の書物と版画」は、公立美術館では初となる湯川書房の回顧展。美術と文学が共鳴する、工芸品とでもいうべき作品を展示し、湯川書房の全貌に光をあてる。

また、印刷を母体として、版画と書物は互いに切り離せない関係にある。本展では、湯川書房で数多くの仕事に携わった柄澤齊にも着目し、文学への深い造詣に基づく「肖像画」シリーズなどの代表作を紹介する。


展覧会概要
コレクション展「美しい本─湯川書房の書物と版画」

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