2023年2月12日 11:30
ファッション・イラストレーター森本美由紀の展覧会が弥生美術館で、“筆と墨”のデザイン画などが一堂に
90年代に入ると、それまでのカラフルな作品から画風を変えて、50〜60年代の『VOGUE』のスタイル画からの影響のもと、筆と墨を用いる洗練されたドローイングスタイルを確立。その作品は他分野のクリエイターをも触発し、渋谷系音楽のCDにも作品が数多く起用されている。さらに2000年代には、松屋銀座の広告やユニクロ(UNIQLO)の商品展開にも携わるなど、幅広い仕事を手がけるも、2013年にこの世を去った。
森本の没後10年を経て開催される本展では、カラフルな作品から筆と墨を使ったドローイングへと移行する、80年代の軌跡を原画とともに紹介。また、アトリエから新たに発見された資料も初公開する。
展覧会概要
企画展「伝説のファッション・イラストレーター森本美由紀展」
会期:2023年4月1日(土)〜6月25日(日)
会場:弥生美術館 1〜2階
住所:東京都文京区弥生2-4-3
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(5月1日(月)は開館)
入館料:一般 1,000円、高校・大学生 900円、小学・中学生 500円
※竹久夢二美術館とあわせての料金
※カラー作品は会期中に展示替えあり(前期 4月1日(土)