くらし情報『特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」国立民族学博物館で、古代〜現代の作品約400点から文化の多様性に迫る』

2023年2月12日 15:00

特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」国立民族学博物館で、古代〜現代の作品約400点から文化の多様性に迫る

特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」国立民族学博物館で、古代〜現代の作品約400点から文化の多様性に迫る

特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」が、大阪の国立民族学博物館にて、2023年3月9日(木)から5月30日(火)まで開催される。

民衆芸術の多様性に迫る
「民衆芸術」とは、ラテンアメリカの民衆が手がける洗練された手工芸品を指す。造形芸術のひとつのジャンルである民衆芸術には、暮らしに役立つ生活用品から装飾品まで多様な作品が含まれ、その種類は陶器、木彫、人形、仮面、織物、刺繍、絵画、版画、雑貨など、多岐にわたっている。

特別展「ラテンアメリカの民衆芸術」は、民衆芸術が示す豊かな多様性に着目しつつ、古代から現代に至る約400点の作品を紹介。 ラテンアメリカにおける文化の混淆の歴史、芸術振興の過程、そして市民による批判精神の表現という3点に光をあて、それぞれの意味で民衆芸術が成立した歴史をひもといてゆく。

民衆芸術は、さまざまな文化からなるラテンアメリカという地域が形成される歴史のなかで生まれたものだ。先史時代に岩絵などのかたちで始まり、メソアメリカ文明やアンデス文明の成立にともなって土器や織布などの作品が作られるようになった。さらに大航海時代以降には、ヨーロッパやアフリカ、アジアから渡ってきた人びとの文化が先住民族の文化と交わることになる。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.