くらし情報『もう台所を汚したくない 漁師の妻直伝のイカのさばき方』

2021年11月10日 04:30

もう台所を汚したくない 漁師の妻直伝のイカのさばき方

目次

・イカのさばき方
・イカの保存方法
もう台所を汚したくない 漁師の妻直伝のイカのさばき方

秋から冬にさしかかり、秋イカのおいしい季節がやってきました。

イカがまるまる手に入った時、どうやってさばけばよいのか、困ったことはありませんか。

今回は、イカが美味しい長崎県対馬市で生まれ育ち、60年以上漁師の妻で、筆者の祖母の友人であるえっちゃん(82歳)に教えてもらった、『簡単なイカのさばき方』を紹介します。

通常、イカをさばく際は、げそ(イカの足)の部分から、引っ張って内蔵などを出す、といわれていますが、そうすることで墨袋が破れて、身も真っ黒になってしまって大惨事…ということになりかねません。

できるだけ墨袋を傷つけない方法がこちらです。

イカのさばき方

まず、イカを左手に持ち、身(イカの胴体)の部分を袋状に見えるようにして持ちます。


もう台所を汚したくない 漁師の妻直伝のイカのさばき方

次に、イカを片手で持ったまま、反対の手で包丁の刃を上に向けて滑らせ、身の部分を割くように切ります。

もう台所を汚したくない 漁師の妻直伝のイカのさばき方

この時、包丁が内蔵に当たらないように注意してください。

身を開いたら、げそから内蔵の部分を、上へ持ち上げながら身からそっとはがします。


もう台所を汚したくない 漁師の妻直伝のイカのさばき方

最後に、エンペラ(イカの耳)の上の部分に親指を入れ、身からはぐようにして指を下に動かします。

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