極寒の中、飼い主に捨てられた犬 投稿された写真に「泣けてくる」
治療の甲斐あって、エミーの体調は安定に向かいました。
少し元気を取り戻したエミーはしっぽを振って、周りの人たちに挨拶をし始めたそうです。
多くの人たちが一生懸命に自分を助けようとしていることが、分かっていたのかもしれません。
数日後、退院したエミーは仮里親の家で、先住犬たちとにぎやかなクリスマスを過ごしました。
2023年1月6日現在、エミーの体重はまだ平均よりかなり少なく、今後も治療が必要な健康上の問題をいくつも抱えています。
それでも保護された時と比べて、現在のエミーの表情はとても穏やかで幸せそうに見えます。これが本来のエミーなのでしょう。
エミーは里親を募集中で、すでに何人も問い合わせが来ているそうです。
エミーが保護された直後の『P.O.E.Tアニマルレスキュー』の投稿には、「この犬の目を見たら、かわいそうで泣けてくる」「心ない人がいることにうんざり」などの声が上がっています。
保護された時の状態から、エミーはかなり長い間、適切な世話がされていなかったと推測されました。
狭いケージに閉じ込められて、十分な食事を与えられず、さらには真冬に車から捨てられたエミー。