2023年4月25日 12:01
ごわごわタオルの『復活術』に驚き! 「知らなかった」「これで捨てなくて済む」
タオルが水分を吸収すると、繊維が重くなり、そのまま固まりやすくなります。
しかし、振ることによって繊維同士が分離され、かつタオルのパイルが立って空気が通りやすくなるんです。
――タオルの性質によって、効果は異なる?
はい、タオルの種類や素材によって、洗濯後の効果は異なってきます。
例えば、綿や麻などの天然繊維のタオルは、吸水性が高く、通気性もよく、洗濯後のふんわり感が持続しやすいです。
一方、化学繊維のタオルは、洗濯後のふんわり感が短時間で失われる傾向があります。また、天然繊維よりも化学繊維のタオルは性質上、汚れが落ちにくいのです。
――完全に劣化してしまったタオルは復活する?
タオルの繊維が完全に劣化してしまった場合、復活させることは難しいです。繊維自体がボロボロになって、繊維が切れているので、洗濯の度にほかの衣類に繊維がつくことも…。
そういう状態が見られたら、繊維が完全に劣化している可能性があります。確認の仕方は、正しい洗濯工程を踏んでもガチガチで硬すぎる、ほかの繊維にタオルの繊維が毎回付着する、といったところです。
確認というより、そのタオルを使ってみて、気持ちよいか悪いかを判断にしたほうがよいでしょう。