女性に多い梅雨時の『気象病』 雨の日こそ、爽やかな笑顔で過ごしたい
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言(ひとりごと)』にお付き合いください。
「気象病って、なに?」
季節の変わり目に体調を崩した経験、皆さん、おありですか?
雨が降ると、この季節は、頭痛がしたり、めまいを起こしたりと…。
こうした不調は、気圧や気温、湿度によって起こることが、少しずつ、判ってきていまして、それを『気象病』と呼んでいます。
ただこれは、正式な病名では無く、『気のせい』『心の問題』などと片づけられることも多いそうです。
人間の耳にある内耳(ないじ)という器官ですが、この内耳が、気圧の変動に反応し、それが過敏になると、自律神経失調症に似た症状が出るそうなんですね。
最初に言った頭痛や、めまい、耳鳴り、気分の落ち込みなど、様々な症状があるようです。そしてこれは、女性に多いとの指摘もありましたね。
これにはホルモンの影響や、貧血、冷え症などに加えて、女性特有の骨格による体への負担もその要因と考えられるそうです。
体の不調が全て気象によるとは限りませんが、ゆったりとお風呂に入る、しっかりと睡眠をとるなど、生活のリズムを整えることも大切だと思いますね。