「歯磨き粉って本当にいる?」 ちょっと勇気を出して、サンスターに聞いてみた
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『芸能人は歯が命』という言葉がありますが、芸能人でなくても歯は大事ですよね。
できれば輝くような白い歯、健康的な歯でいたいのはみなさんも同じでしょう。歯を健康的かつ、きれいに保つには日々の歯磨きは欠かせません。
ただ、歯磨き粉は本当にいるのでしょうか。中には「あってもなくても一緒だ」という人もいるのだとか。
そこで、歯磨き粉の必要性について、歯磨き粉をはじめ、多くのオーラルケア製品の開発・販売を行っているサンスター株式会社(以下、サンスター)に聞いてみました。
そもそもなぜ『粉』なのか
まず、歯磨き粉という呼称です。現在では、歯磨きペースト、歯磨き剤といった名称もあるものの、多くの人が「歯磨き粉」と呼んでいますよね。
なぜ『粉』かというと、昔はその名のとおり、粉末状のものを袋や缶に入れて売っていたからです。庶民に歯磨きの習慣が根付いたのは江戸時代になってからのこと。
江戸時代初期、1625年に丁字屋喜左衛門(ちょうじやきざえもん)という人が、日本初の歯磨き粉『丁字屋歯磨(大明香薬)』を発売したのが始まりといわれています。
この歯磨き粉には『歯を白くする』『口の悪き臭いを去る』という効能がうたわれており、房楊枝(ふさようじ)