2023年10月2日 13:30
日本赤十字「血が足りていません」 いつも献血をお願いをするのには、深い理由があった
少子高齢化がますます進んでいくと、血液の安定供給に支障をきたす恐れがあります。
――「A型が少ない」など、足りていない血液型はある?
お話したとおり輸血用血液製剤には有効期間があるため、日本赤十字社では、直近の医療機関からの需要の動向、献血協力の状況などを考慮し、先々の必要量を見据えて、地域ごとで血液型別に献血をお願いすることはあります。
しかし、特に足りない血液型というのはありません。
献血でたまるポイントで記念品と交換が可能
――献血をするメリットはある?
日本赤十字社では『ラブラッド』という献血ウェブ会員サービスを提供しています。このサービスを利用すれば献血の予約をしたり、献血記録を閲覧したりできます。
また、献血をするごとにもらえるポイントを貯めれば、記念品と交換することも可能です。
『ラブラッド』アプリでは献血未経験の方もプレ会員登録ができるため、献血を考えている人は、『ラブラッド』をご利用ください。
※写真はイメージ
最後に、日本赤十字社からこのようなメッセージがありました。
今後も患者さんへ血液を安定的に届けるためには、まだ献血を経験したことがない若い世代を中心に献血について理解してもらい、広くみなさまに協力していただく必要があります。