タマネギを繋がらずに切るには? 目からウロコの知識に「そこに切れ目を」「コレは有益」
タマネギの食感を残したい時は、繊維に沿って切るようにしましょう。繊維に沿って切ることで、火の通りが遅くなり、タマネギの形が崩れにくくなります。
この切り方は、スープ、カレー、サラダ、炒め物などにおすすめです。
タマネギの甘みを引き出したい時は、繊維を断ち切るようにして切りましょう。繊維を断ち切ることで、タマネギの細胞が壊れるため、火が通りやすくなります。
すると、タマネギの食感が柔らかくなり、甘みが引き出しやすくなるのです。この切り方は、タマネギに素早く火を通したい時や、スープなどの甘みを引き出したい料理に向いています。
タマネギを切る時のコツ!涙が出ないようにする方法
タマネギを切る時に涙が出る原因は、タマネギに含まれるアミノ酸と酵素が反応して、涙を出させる『硫化アリル』という成分ができるからです。
タマネギをよく冷やしておくと、この『硫化アリル』が抑えられます。
また、タマネギは切れ味のいい包丁を使って切るようにしましょう。切れ味の悪い包丁で切ることで、タマネギの繊維が壊れやすくなり、『硫化アリル』も出やすくなってしまいます。
『硫化アリル』をなるべく抑えるために、あらかじめ冷蔵庫でタマネギを冷やしておいて、切れ味のいい包丁で切るようにしましょう。