2023年10月3日 11:00
賞味期限が切れた食品 食べるか捨てるかの判断基準は…?
食品には、賞味期限と消費期限のどちらかが表記されています。みなさんはこの2つがどう違うのかをご存じでしょうか。
同じように思えますが、実は明確な違いがあるのです。
本記事では、意外と知らない人も多いであろう賞味期限と消費期限の違いを紹介します。
すべての加工食品に表示が定められている期限表示
賞味期限と消費期限は『期限表示』と呼ばれるもので、すべての加工食品に表示が定められています。
どちらを表示するのかは、食品の特性によって異なりますが、賞味期限はどのような食品に付けられるのか、また消費期限が表記されるのはどんな食品なのでしょうか。
まず、賞味期限ですが、消費者庁のウェブサイトでは以下のように説明しています。
賞味期限は、定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日。
簡単にいえば、その食品がおいしく食べられる期間ということです。
賞味期限を過ぎても必ずしもすぐに食べられなくなるわけではありませんが、賞味期限が切れた食品を食べるかどうかの判断は消費者に委ねられます。
※写真はイメージ
一方、消費期限については、このように説明しています。