2023年12月30日 12:03
おせちの金箔、食べても害はない? 製造会社の回答に「知らなかった」「そんな規定が」
料理を豪華に彩る金箔。見た目が華やかになることから、ソフトクリームやケーキなど、最近ではスイーツに使われることもあります。少しあしらわれているだけでリッチな気分が味わえる金箔ですが、金属なのに食べられることに疑問を感じたことはありませんか。
金箔は金を薄く延ばしたもので、実は、食用と工芸品の金箔に素材の違いはないそうです。しいていうなら、金の割合が94.43%以上のものが食用の金箔として認められているとのこと。
つまり、金箔は紛れもない「金」。では、なぜ金属なのに食べても大丈夫なのでしょうか。
そもそも、金箔は本当に「金」なのか
ツキオカフィルム製薬株式会社の食用純金箔事業部の担当者に聞いてみました。
「金箔は厚生労働省から食品添加物(着色料)として認められている食品です。金は体内で吸収されることがなく、適量に摂取すればそのまま便として排出されるため、問題なく食べていただけます」
ちなみに、ツキオカフィルム製薬株式会社で製造している金箔は銅を含んでいないため「より安心してお召し上がりいただけます」とのことでした。
金箔は体にいいのか
味も匂いもない金箔は、料理に使っても風味を損ないません。