「ペラッペラの定規にしか見えない」 千葉に建つタワーが二度見必至

厚みがまったくなく、まるでペラペラの定規のように見えるビルがあります。
それは千葉県千葉市にある『千葉ポートタワー』。「ビビった」「定規かと思った」とSNSで話題になり、知っている人も多いかもしれませんね。
では、なぜ『千葉ポートタワー』はペラペラに見えるのでしょうか。
また、なぜペラペラに見える建物にしたのでしょうか。『千葉ポートタワー』の担当者に直接うかがいました。

『千葉ポートタワー』がペラペラに見える秘密
結論からいえば、ペラペラに見えるように狙って建設されたのではなく、あくまでも結果として「そう見える」ようになったのだとか。
ペラペラに見るのは『千葉ポートタワー』がひし形になっているためです。

正面図ではひし形になっているので、特定の方向からはまるで厚みのない建物のように見えるというわけです。
なぜひし形になっているかというと、風の影響を小さくするためとのこと。
海辺にあるので海風の影響を受けやすく、それを受け流せるよう、風を受ける面積が小さくなるように建てられているのです。
実はビルではなく『タワー』
『千葉ポートタワー』は、一見普通のビルに見えますが、実はその名のとおり、タワーです。