『電池を混ぜて使う』がNGなのはなぜ? メーカー公式FAQの情報に「そうだったのか」
引続き、他の容量の残っている電池の容量で放電し続けると、容量の少ない放電した電池は過放電状態で電流が流れ、電池内部に大きなダメージを受け、乾電池の場合は液漏れの原因、充電池の場合は電池の劣化を早め寿命を縮める原因になります。
パナソニックーより引用
電池容量の少ない電池に深刻なダメージを与えた結果、液漏れが発生すれば、使用中の家電製品にもダメージを与える恐れがあるでしょう。
ただ単純に『電池を守るため』ではなく、電池を使用中の製品を守るためにも、電池は同じ品種・品番・購入時期のものをセットで使ってください。
充電池は特に注意
電池を混ぜて使うことに対して、より注意が必要なのは充電池についてです。使い終わった後も、充電すれば何度でも使えるのが充電池の魅力。だからこそ、中身の状態を把握できないまま、無意識に状態が異なるものを混ぜて使ってしまいがちです。
例えば、「まだ残っている1本に、フル充電のものを1本加えて使う」「容量が異なることに気付かないまま使う」といった事例が考えられます。何度も繰り返し使えるはずの充電池も、内部にダメージが蓄積すれば、早く劣化してしまうでしょう。