牛乳を冷凍すると… デメリットに「やらないほうがいい」

そのまま飲んだりコーヒーやココアと混ぜたりするだけでなく、料理にまで使える『牛乳』。
親しみのある飲料ですが苦手だという人も意外に多く、賞味期限も短いため、使い切れないこともあります。
そうした場合、冷凍して保存期間を延ばしたいと考える人もいるのではないでしょうか。
乳製品からお菓子まで、さまざまな食品を製造する『明治』のブランドサイトでは、牛乳は冷凍保存に向いているのかを解説しています。
冷凍庫に入れる前に、食材の持つ特徴をしっかりと理解しておきましょう。
牛乳の冷凍はおすすめできない
牛乳は『冷凍できる食材』として、保存方法がインターネット上で紹介されています。
しかし『冷凍できる』と『冷凍してもおいしく食べられる』は、必ずしも一致するわけではありません。
『明治』は、牛乳が冷凍保存に向かない理由を次のように解説しています。
冷凍した牛乳を解凍すると、たんぱく質は分離して底のほうに沈殿し、脂肪分は分離して浮上しやすくなります。
それにより、飲み口がざらついた感じになります。
また、解凍後温めたとしても一度分離した成分は元通りにはなりにくいため、おいしく飲めなくなりますのでお勧めしません。