蜂が寄ってくる理由は… 研究所の情報に「マジかよ」「意外すぎた」
刺された場所の傷みや腫れ以外に、じんましん、吐き気、発汗、頭痛、腹痛などに加え、さらにひどい症状だと、血圧が下がったり意識を失う『アナフィラキシーショック』を発症するのです。
アナフィラキシーによる死亡例の多くでは、刺されてから1時間以内に死亡がおきています。全身症状が出た場合は一刻も早く病院で応急手当を受けなければなりません。
近くにいる人はすぐに救急車を呼んだり、助けを求めてください。直接の死因としてもっとも多いのは上気道(のどなど)の浮腫(むくみ)による窒息死です。応急処置として気道の確保や人工呼吸が必要な場合があります。
森林開発研究所『森林レクリエーションでの スズメバチ刺傷事故 を防ぐために』ーより引用
蜂に襲われた時、どうするのが正解?
十分気を付けていても、気付かないうちに蜂に近付いてしまうこともあるでしょう。スズメバチは、外敵が巣に近付くと以下の行動を起こします。
・相手の周りをしつこく飛ぶ
・相手に狙いを付けて空中で停止する
・あごをかみ合わせて「カチカチ」という音を立てる
この時、手で振り払うなど、素早い動きを見せると攻撃してくる恐れがあります。できるだけじっとして立ち去るのを待つのが正解だそうです。