経産省「大変危険です」 自転車のNG行為に「見たことある」「絶対ダメ」
しかし、これは非常に危険な方法です。経済産業省(以下経産省)によると、この方法で長傘を持ち運ぶと車輪に傘を巻き込んでしまい、転倒などの危険があるのだそう。
自転車の転倒は自分が大ケガをするだけではなく、第三者を巻き込んでしまう可能性もある危険な状況です。
「長傘だけで大げさな…」と思うかもしれませんが、経産省が投稿したポストで再生できる動画を見れば、その気持ちも変わるのではないでしょうか。
自転車に乗る際に傘を持ち歩く必要があれば、折りたたみ傘や雨合羽など、コンパクトで鞄やカゴに入るものにしましょう。
傘差し運転は道路交通法違反
雨が降った場合、傘を差して自転車を運転したくなる人も多いでしょう。しかし、傘差し運転は道路交通法違反に該当するため、決して行ってははいけません。
また、中には傘を自転車前方に固定する器具を使って運転を行う人もいるかもしれませんが、一定の大きさや高さ、幅を超える場合、それも違反になってしまう可能性があります。
視野が狭くなったり、すれ違う人に危害を加えてしまったりするおそれがあるためです。
「濡れて運転したくない」と思う人も多いはずですが、安全面や法律面を考えると、傘さし運転はもちろん、長傘の持ち運びも器具での固定も避けるべきです。