苦味が強いズッキーニは『食べないで』 農水省の注意喚起に「気を付けます」
サラダにスープ、煮込み料理に揚げ物と、さまざまな料理に使えるのがズッキーニの魅力です。
時々苦味が強いものに当たることがありますが、そのまま食べても大丈夫なのでしょうか。
食中毒予防のために押さえておきたいポイントを、農林水産省の公式サイトより紹介します。
ズッキーニに強い苦味を感じたら食べるのはやめて
苦味の強いズッキーニについて、農林水産省の公式サイトでは以下のように注意喚起しています。
ズッキーニやユウガオなどのウリ科植物は広く食用として栽培されていますが、苦味成分である『ククルビタシン』が含まれます。
ククルビタシンを多量に含むウリ科植物を食べることで腹痛、下痢、嘔吐などの症状を引き起こすケースがあるので、普段とは違った強い苦味を感じた場合は食べないことが大切です。
農林水産省ーより引用
ククルビタシンは、加熱しても分解されません。「しっかり火を通せば大丈夫」というわけではないため、十分に注意してください。
過去には、ククルビタシンを含むユウガオを使ったスープが原因で、食中毒になったケースも報告されているそうです。
身近に潜む食中毒のリスクに対して、適切な知識をもって正しい対処を心掛けましょう。