お刺身に付いている淡いピンクの花、どう食べるのが正解? 正しい食べ方を生産者に聞いてみた
お刺身のツマとして添えられている淡いピンクの花に見覚えがあるでしょうか。
この花は『花穂』と呼ばれ、その華やかな見た目とさわやかな香りが魅力です。
お刺身を食べる時、この花穂をどのように食べるのか迷ったことはありませんか。
正しい食べ方について、日本有数の花穂の産地である、愛知の『豊橋温室園芸農業協同組合 花穂・ほじそ部会』に聞いてみました。
そもそも『花穂』とは?
お刺身に付いている花穂とは一体何なのでしょうか。
『花穂』はシソの一部分です。
花穂は花が咲いた状態の穂を指します。
食欲増進や殺菌効果があることから、お刺身をはじめとする日本料理のお供として長い間使われてきました。
盛り付けられた刺身をより華やかに見せるだけではなく、食欲増進・殺菌効果といった嬉しい効果もあるのですね。
生産者が教える!花穂のおいしい食べ方
『豊橋温室園芸農業協同組合 花穂・ほじそ部会』の生産者は、「お刺身とともに盛り付けられた花穂は醤油さしに落とすのが正解」といいます。
茎の部分は、身体に影響はないものの一般的には食べません。
食べ方の詳しい手順は図の通りです。
花穂の取り方
※画像提供:豊橋温室園芸農業協同組合 花穂・ほじそ部会
季節によって味わいに違いはあるの?
日本料理店のほか、まれにスーパーマーケットでも1年を通して見かけることがある花穂。